夏の装い
無人駅構内
思わずベンチに上って花に顔を寄せる人
その気持ち
分かるよ
まるで誰かと居て
盛り上がって
大きな声で
にこやかに
おしゃべりを楽しんでいるかのようだった
声の出所にcitron(わたしです)なるべくさりげなく視線の先がたどり着くまでは
そうしたら
駅のホームをうろちょろと歩きながら
向きを変えながら
おしゃべりが続いているかのように
独り言を話していた若い女性がひとり
線路に落ちないで
安全なところに居てね
勝手な母心がまたむくむくとしていたcitron
もう大丈夫かな
安全なところに落ち着いたかなと親心
ひゃっ
わたし自身の興味が惹かれた方に目線は奪われた

無人の駅
にぎやかに
頭上に飾られていたんだ
今までもあったっけ?
気付けたことに本当に
今日はラッキー!!!
嬉しくなって見上げていた
するとまたはしゃぐ声
先ほどの声の主かな?
その通り
ベンチに上って大きな花のボールのような飾りに顔を寄せていた
もちろん靴のまま
まっ
こちらではどの人も靴のまま椅子の上に立つ
靴を脱いで上がる人に出くわさない
室内の修理に来てくださる人は靴を脱いで上がってくれるけどね
靴のあれこれの文化はそれぞれだと
それはよくわかっている
それよりも
花のボールに顔を寄せて
花の彩り香りを満喫している様子
その素直な表情に
わかる~♪
そうしたい気持ちよくわかる~♪
その女性の持つ特性には
もしかしたら生きにくさはあるかもしれないけれど
素敵なものに出会った時
近づきたい気持ちに素直に動く
その姿を知ると
この人も
だれかにとっての大切な我が子
だれかにとっての愛おしい人
大切にされてきたから
花の匂いに顔を寄せたくなる気持ちを知っているのかもしれない
愛おしい気持ちを与えられてきたから
心魅かれるものに素直に反応できるのかもしれないと
数日たっても思い出すその姿
夏の始まりの昼下がり
この国にいても日本居酒屋の軒先から
風鈴の音が聞こえてきて
この国の人たちにはどんな風情で聞こえるのかなと興味深くも
生きやすい世の中がいいな
生きていていいんだと思える世の中がいいな
まどろみの中
電車がやってきた
by citron

近ごろ同じバラが咲く庭を見つけたよ
母の庭のバラに似ている
訪れてくださるみなさん、お元気ですか。
みなさんに良いことがあると自分の事のように嬉しい、そんな性分が身についていることは自覚しています。
それなのに、どちらかというとcitronの身に起きた喜びは人にとってはそれほど大したことじゃないんじゃないかと勝手に決め込んで、自分に喜びがあっても封じ込める癖が身についているようです。かと言って、今は本当にpatience【根気強さ・忍耐:英語でもフランス語でも】の中にあって、なかなか今のcitronが手に入れたい喜びには、たどり着いてはいません。望んで始まった初めての主婦生活は新鮮で、そうか!同じ年頃の皆さんはこういう経験を当の昔にされてきたのか…はは~んと自分の知らなさ加減出来なさ加減新米っぷり加減にニタニタしてしまう日々です。しかし、本当の本当は、海外で自分の身を立てること。40の頃からは学び直したいのと職場内でのギャップとのジレンマ。働いていてもイキイキとそれが我が子らのお母さんでいいんじゃないか、と自分では思っていても打ちひしがれるばかり。「母親ならこうしなきゃ」「いや、任せられない」「子供がいて大変だろうから」と仕事を勝手に「配慮」されてしまうことに傷つかないふりをしていました。日本でお母さんとしてできなくちゃいけないことは本当にできなくちゃいけないのか?意外とそうでもなかったりすることに気付いていても、平然を装って必死にやってみたりやりそびれたり。あれこれあぁだこうだ言っても、この国にいて、家族を想って身を立てること。そのために自分自身の働けるビザを取得したい。Daさんの言うとおり、家族が子どもらがしたいと思うことくらいは、はいどうぞ!とタイミングよくさせてあげられる暮らし。わたしたちはそれを見ていられればいい。そこには必ず、両実家への感謝を伝え渡し続けることを惜しみなく届ける、これは絶対です。介護となれば、citronから感謝のお礼をする出番です。その上で、citronの心に浮かぶ大切に思う人たちに、もっと大事に思っていることを届けたいのですが。今はただ、どうか、一緒に首を長くして待っていてねと、伝えたいです。
そろそろcitron自身の喜びで、みなさんにも嬉しい気持ちになってもらえるようなことをひとつでもお伝えしたい。
そうじゃないことが起こってもちゃんと伝えるわねっ。
心許せば、開けっぴろげな一面があることも知っていてくれるでしょうから。
いつも、ありがとう。
ほんとうに、ありがとう。
byたまには弱気も出る citron