異業種体験3日間は忘れない!生き方と働き方に衝撃を与えた隊員の雄姿 今これからへ

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自分の国じゃないところで働くこと

職場体験どころではない学び

焼けつく陽射しのように沁み込む学び

果樹園11年目研修というものがあった

「昔はこうだった話はあんまりよくない」と息子が言う

citronも思う

けれどこれは

武勇伝じゃないからね

「昔はよく~したもんだ」じゃない

 

そうそう

NO MORE 武勇伝…

勤務時間を越えて以上職場にいちゃいけない決定的な理由がある

始まるんだ

それが…

就業時間も過ぎて

夜も更ける頃

人もまばらになる職場

雛段に座る50代の役職がふ~っと息を抜き標的を定めて椅子の背もたれがアーチになるほど背伸びするある種の合図

少しでも早く帰るべく焦りの音をさせながら果てしない下準備に邁進中の20代男性共同経営者にお~っといよいよ話しかけた

武勇伝語っちゃうよ

「昔はね~………

 

止まらない

カギカッコはまだつけられない…

 

っとにね~ 大変だったんだよ~」

おわる?

 

「へぇ~そうなんっすか」

あ~返事しちゃった

 

関心を示しちゃいけない

今とはだいぶ違うんですねって思うだけでいいと思うんだ

家族のことを悪く言う 笑顔で

奥さんのことを

〇ソババがね~って 笑っちゃいながら言う

家じゃぁオレが皿洗うもん 慣れてるよ~

家族は自分にそっぽ向いてるもん と言う

そして 「おまえねぇ」って年下のことを親しげに言う

「おまえ」って言う人 苦手

同じになりたいなら ま いっか

けれど 周囲はこれ以上似た人が増えたら 大変

関心を示しちゃいけない

 

悪口じゃない

本当に居て困った話

見ているのも嫌だ

自分にされるのもいやだ

だから

自分はならないようにしよう

自分の家族じゃなくてよかった

自分のこと家族のことを大事にしていよう

という教訓をいただいた話

 

さて

11年目研修の年

多くの講義を聞き流してはレポート提出

夏休みに3日間の異業種体験レポート提出

夏休み中にセミナーへの3日間ほどの参加レポート提出

一年間を通して受講し修了した

最後の締めには研究大会への出席が必修の研修として盛り込まれていた

 

その中で

異業種体験は面白い

多くの先輩からのアドバイスはこう

「知り合いの事業所で実践したことにしてねと頼んだらOK…」

なんと もったいない!

citronこれだけは楽しみだった

早々にお願いをした

果樹園長に不思議がられながらも部署を紹介してもらい

なおかつ好奇心もあって直接お願いに伺って

そちらのボスにOKをもらうことができた

「どうしてここ?」と言われたけれど

かなり前から決めていた

こんなチャンスが巡ってくるとは!

この後 citronの人生の考え方の大きな支えになると信じていたから

結論から言うと

「生き方に基づく働き方」を目の当たりにしたんだ

citron個人にとっての大きな衝撃だったし

長年確かめたかったことと

日頃から感謝したい仕事をしている人たちとの出会いがあった

「このことをずっと知りたかった!ということを知る」という夢を実現させた3日間になった

 

さて出かけた先は

果樹園整備課

従業員10名

市内の果樹園至る所の依頼を受けて

修繕などに向かうレンジャー隊だ

 

「なんでここに?」

10名の方々(隊員と呼ぼう)全員に聞かれたほどだ

面白い

なんででしょ?

 

さて

おべんと持って8時出勤

作業スタイルばっちし

1日目

午前:果樹園エリアAのごみ回収

市内のエリアを分割したうちの1ゾーンに沿ってゴミ収集車で回る

コンビプレイとcitron参戦!?テンポ良くちゃっちゃと次の果樹園へ向かう

かっこいいし連帯感がたまらんなっ

午後:ある果樹園の建物のペンキ塗り

後日別の研修で訪れることになり悪戦苦闘プロ意識で塗りまくった壁に愛着を感じたのとこのときの隊員たちとの思い出が浮かびニタニタしてしまったのだった

16時前:事業所に戻り車両の手入れ

職人技のようだった

丁寧に入念に

トイレは男子用しかない!(男社会の仕事ということが課題のように感じている)

業務終了1分前:翌日と今後の打ち合わせ

さらりと素早く終わる打ち合わせ 分かり合っている同士の呼応

素晴らしい

16時帰宅

さっと帰る

 

一日分ももちろんその先の分も

仕事の運び具合がすごく綿密に組まれていて

バランスよく人員配置されていた

3日間はcitronシフトまで用意されていて

協働者(共に働く仲間)のようで嬉しかった

 

平日の休暇も当然のように取得し合い

定時に終えて就業後を上手に過ごされていた

生き方に基づく働き方につながっているようで

すごく洗練されているようにみえた

 

甘いですか?

良いところしか見ていない?

そうなのかも

けれど異なる仕事からの学びを得ることはできた

 

2日目

午前中:果樹園エリアBのごみ回収

午後:ある果樹園の滑り台 鉄棒撤去作業

穴掘り もろもろ砂まみれ

 

3日目

午前中:果樹園エリアCのごみ回収

午後:ある果樹園の粗大ごみ撤去と草刈り

業務終了1分前:その場で涙の感謝反省会 お礼を述べて終了した

 

トラックやゴミ収集車での移動中

砂まみれペンキまみれの休憩中

たくさんの考えや思いを聞かせていただくことができた

果樹園で働くcitronにとっては共同経営者に観られる;

人としての根っこ

愛の有る無しの言動

人を見る目線

果実たちと過ごす醍醐味・冥利

をよく観察されている

 

citronはそれを知っている

citronの耳の痛い話だって当然話の中にあって痛く反省もした

あっそうか…いかんってね

 

けれども

citronが悪いのだろうか 可笑しいのだろうか

無理に自分のやっていることを責めたり

自分を悪く見立てて実際の本質を避けていたり

対立のないようにと迎合したり

そうすることで

何もないかのような顔をしていた苦しさも

おかしなもんだっ

思い煩っていたことのヒントをくれた

そして案外 間違ってなかったこともわかった

自分で自分を曲げちゃっちゃあいけないよっとね

あ~すっきり

 

さて

その後ももちろん

ゴミ収集日に隊員の方々が果樹園に作業に来てくださると

嬉しくなってアイスクリームを差し入れたり

果実たちと過ごす部屋から作業の様子が見えると

果実たちにその時の思い出を熱っぽく話すとともに

みんなで手を振ったり

「citronがお世話になりました~!」

なんて言う果実がいたりして

 

果実のために果樹園を守る人に感謝の気持ちが絶えなかった果樹園時代

事務員さんもランチ担当の方にも

「citronいいぞ~!」

目が合ったその瞬間の表情だけで支えられた

 

2年生の果実たち同様citronも職場体験ができたこと

どうしても感謝したかった方々の世界を垣間見ることができたこと

忘れちゃならない人生の3日間

 

武勇伝?なかったよ

あったのは

自覚と

覚悟と

ほんのジョーク

(息子の大好きなダジャレとか)

(父も得意なおやじギャグとか)

 

 

 

by citron