ふたつ前のバス停で降りて歩く
ほんのわずかな距離の下り坂
帰宅できたのは夜九時前。
まかないごはんとDaさん作の夜ご飯のおかずをモリモリ食べたら、眠くなった。
今夜はテレビナイト。
家族で日本のテレビ番組を視聴する夜と決めている。
これは結構大変で、日本のテレビを接続するためにあれこれと調整が必要なんだけれども、わたしでは説明が覚束ない。
つまり、テレビ垂れ流しのつけっぱなしは現在不可能な状況にある。
そのため、強制的にも望み通りにも日本でそうだったような習慣は、もうない。
子どもらが寝た後の、洗濯畳ながら、アイロンを掛けながら、授業案を作成しながら、教具を作りながら、本や新聞を読みながら、次々とすることがあった合間のつけっぱなしのテレビとはもう、生活一変して縁が切れた。
あの頃は、テレビの存在はありがたいなと思うこともあった。
その時に抱いていた日常の複雑な感情や、持ち帰ったくつくつした気持ちを吸い上げてくれるような麻酔のような時間は過ごせた。
けれど、無くなりはしなかったな。また現実がぶり返してきた感覚さえ覚えた。
テレビ視聴は
「時間をつぶす時間」をつぶす時間
昔大学で、社会学の教授が言っていた。
当時1990年代前半の『マスメディア論』で、わたしにとっては扇動的だった。いまだに時々脳内再生される言葉のひとつだ。
英語で言うともっと判りやすかったんだ。
I / kill / some time / killing time / by watching TV.
わたしは/時間をつぶすという/時間を/テレビを観ることで/つぶすんです。
kill timeは「暇つぶし」
時間を奪われること
健康を奪われること
心を豊かに生きたいと思ったとき、何が大事かなと思い浮かぶのは
時間と健康
この二つを自分で大事に生かすことが、自分の意思で生きている気分を高めてくれる。その気分は周りにいてくれる人のお蔭なんだなとじわじわこみ上げる。どんなことにも感謝していたくなる。
ネリーさん:あら、citron(わたしです)今お気づき?🐱


ネリーさん:時間あります。健康も維持してます。テレビが心豊かにしてくれることだってあるんです。自分の観方次第です。🐱
ネリーさんはそう教えてくれています。
たしかにね!
日本での暮らしは心豊か。
テレビの前で暖かくして日常を送るネリーさん。
淡々粛々と仕事してきたのに、なんだか今日はくたびれたんだ、わたし。
「はい、いつも通り、無事の帰宅が一番🐱」
とね。
by citron