またひとつ手を伸ばして新境地 心にあるものが芋づる式に引っこ抜けた

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手を出せずにいたものに

また手を伸ばした

初SPAM(スパム)

驚いた

へぇ

スパムの缶って面白いな

目には止まっていたものの

はじめて手に取って缶を開けた

っへぇ

おにぎりや炒め物に?

面白い

SPAMとの初顔合わせでまさか

芋づる式に過去に得た衝撃が

引っこ抜かれてくっついてきた

どういうこと…?

 

遠い存在のSPAM

アメリカの戦争時代を思わせるものという勝手な印象がある

ペンシルバニアのホームステイのグランマ・グランパはもちろんこういう物は食べていなかった

時々デリで必要な分だけ肉類を買いに行った

肉屋さんからはバケツいっぱいの油脂をもらって石鹸を作っていた

わたしにアメリカンレシピの中からお勧めを食べさせてくれたんだ

もちろんそのレシピ本はグランマとその仲間たちが寄せ集めて作った本!

世界に向けて発送されていたのには驚いた

ホームステイ最後の日の夜

グランマ【現在94歳間もなく誕生日5月13日生まれ】のサインとメッセージを添えてプレゼントされて泣いてしまった

ここには畑で育てた野菜を夏の間に大仕事

一家総出でビン詰め保存する

こういう一部始終の食べ物への愛情が含まれていることを知ってしまったらもう

ただのレシピ本じゃないんだ

そこからようやくたどり着いたあれこれ工夫を凝らした料理

ほんの数百年前に移民としてやってきたスカンジナビア方面の血を引くグランマ・グランパ

生活の工夫だらけ

生き方の逞しさと愛情深さから作られた

野菜のうまみたっぷりのシンプルな食事

幸せが溢れかえった素朴な食事

朝昼晩どれも大好きな時間だった

とくに朝ごはんの時間はわたしが大好きなにおいに包まれる

家の壁に勝手に成るブドウをジュースにしてビン詰めしてあった飲み物

グランマはどんなリクエストにも応えてお手のもの!たっぷりたまご料理

手作りベリーソースのシリアル

焼き立てブルーベリーマフィン

当時は見たことのない日本のホットケーキのように膨らまない薄っぺらなブルベリ入りパンケーキ

もちろん帰国後すぐに材料をそろえてサワドー【またあらためてcitronのための記憶メモを残すことにしよう】を作って冷蔵庫で復活を果たした

アメリカから持ち帰ったしあわせの素パンケーキミックス液体版みたいなものグランマのレシピ通りにゼロから作って手紙で写真を添えて報告したんだ

グランパは気が優しく戦争に行かない選択をした

そのかわり家族や地域を大切に静かに過ごしていた

それでもその時代を潜り抜けてきたグランパをとても大切に思えて生きていてくれてありがとうという気持ちで胸がいっぱいになったんだ

そして日本のおじいちゃんおばあちゃんにも改めて感謝を伝え続けていようと…

この頃21歳のわたしは日本で電車に乗っていてもアメリカに渡っても過去に起きた出来事を今につなぐ出会いと未来を考える機会を衝撃的なほどに受け続けていた

 

ペンシルバニアホームステイ後につづく

混み合った通学途中の電車で隣に座ったご老人

ふとわたしに話を始めた

(こういうことがままあるcitron 結構その後の展開に繋がるいろいろがある)

わたしの知らないその出来事は本当にあったこと?

そのご老人の話はブラジルに渡った苦労周りの人々の話だった

電車の揺れる中完全におばあさまとふたりきりのシアターのようだった

 

ホームステイから帰って来た後も

こういう映画をひとり映画館に出かけ観漁った

『ピクチャーブライド(日本放映1996アメリカ映画)』

『ヒマラヤ杉に降る雪Snow Falling on Cedars(1999アメリカ映画)』という映画を思い出すような世界

『キルトにつづる愛(1995アメリカ映画)』ではキルトとグランマの歴史とが重なって

他にも多々

さて。。。

なんだか作り話に付き合わされている?

なぜわたしにそんなに温かい表情で語り始めるの?

本当に不思議だった

けれど

すぐにそんな疑いは消えて

この事実を語るお年寄りの話を心に刻まなきゃと

真剣に聞き入った

 

はぁ なんていうこと…

なんて狭い世界で電車に揺られているんだと

その日1日ぼっとして

常連となっていた大学の図書館に籠もり夜更けまで居座って数少ない読み物を調べることに没頭した

 

背水の陣再びの今なぜに

ふと

この国にいて背水の陣再びの中

こんなわたしにとってはかなり壮大なことだったと身震いひとつ

こういうことが過去にある自分を思い出したら何かが吹き出した

また新たな渦がやって来ていて

あ~~~れ~~~と

波に呑まれて

どこ行くの~

面白いじゃないか

 

いつかこの記事を読み解く息子よ

読みにくかっただろうね…

こんな母もいるってことで

ひゃっ

 

しかし

今朝また断食やってる

今日こそ他の仲間たちもやるって

晩ごはんが待ち遠しいな

今晩は久々パパごはんだからおいしいぞ~

ムスリムの友だち同士の会話にはなにか深いものを感じたよ

「断食中は腹減った~のどが渇いた~って苦しいけど食べ始めるとそういう気持ちだったことを忘れるな~」

ジーくんらは14歳から15歳

年齢的に?ファスティングが始まりだしたのか?

そうやってこの先の自分をコントロールして断食中の日々の暮らし方を身につけていくってこと!

なぁるほど

息子なりの考え

息子も

なにか壮大な景色を仲間の目線から見つめているんだな

 

娘も変化

前の学期に時間の調整ができなかった保護者会

先日担任の先生からメール連絡があり

翌朝8時教室で話が始まった

まずはハグハグ【hug:抱擁の挨拶】からね

 

つづく

 

by citron