パンの粉から
パン粉
◆始めに◆
近年、海外ではPankoという呼び名でパン粉が流通している。もともと海外にあるパン粉breadcrumbsはカリカリ感よりツブツブ感を記憶している。イギリスではここ10年ほどでチキンカツカレーが流行っていると記事で読んだ。コロッケやみそカツ、ソースカツ丼が懐かしく感じるのはあのカリカリ感を出せるパン粉由来なんだなと、そういえばパン粉を買ったことがないわたしは、食パンをすりおろして(バーミックスのおかげ・今はかつて我が子らに使っていたベビーフード擦り器)手作りパン粉でつないでいる。
カテゴリー:【赤裸々生きる道の途中】
「citronさん Pankoとflour【フラワー:小麦粉】は違うものですよねぇ…フンフンフン」
ボックス席のテーブルの片づけをしていたら
隣のボックス席から聞こえてきたそうで
「・・・このPanko(このお客様の注文はポークカツ、他のカツもある)美味しい!小麦粉でできてるの?」
若い女性が尋ねたそうだ
すると
「そうそう小麦粉だよ・・・」
・・・
ベトナム人のお仕事仲間さん
心の叫びは
(Pankoと小麦粉は別物なんだよぅっ)
だったそう
ありがとね
日本食が好きで
それくらいの違いは
今の仕事で扱う食材からも
食べ物巡りの趣味からも
日本の映画でご飯を大切に作る内容の作品がお気に入りというとこからも
この会話がどうしても許せなかったそうで
フンフンフン・・・
と興奮気味にやって来て
わたしの手を止めた
聴けば
「適当に日本食を説明しちゃってる。こうやって本当の日本が伝わらないとねじ曲がってしまうんじゃないかな。」と
そうだ
日本を伝える人がちゃんと伝えないから
ねじ曲がってしまう
たとえば
わたしもそうだ
完璧に伝えようとして身構えているうちに
さっさと答える日本人じゃないアジアの人たちに
知らないうちに委ねているかも知れない
しかもテキトーに答える言い草に苦笑いしながらも
訂正せずに許しちゃっている…かぁ
正直に言えば
そういうふうに知らないうちに流してしまっていたこともあったのかもな
今は悔いている過去もあるから
言葉にしていくことをためらわないように
自分の言葉で自分に身に付いたことを説明していくことは大事だな
世界にとっては決して当たり前じゃない日本独特の所作・習慣
これまで生きた文化や習慣で当たり前にしていた事は確かに
いちいち説明し難いことが多いんだ
お茶碗を両手で受け取ることの意味
箸の先で人や物をゆび指さない作法
食器が重なる音をガチャガチャ立てないように気配り
食べる時にくっちゃくっちゃ音をさせないようにする心配り
お辞儀や会釈に表わす気持ち
いただきますやごちそうさま
すき焼きについてくる卵の食べ方
てんぷらについてくる抹茶塩と大根おろしの嗜好
座敷席で脱いだ靴をそろえることの行儀
お客様をそれぞれに合わせて平等に接客すること
落ちているごみや食べかすをすぐさま拾っておくこと
・・・
お客さんの多くはお皿を並べる手つきを見ても
非常に興味を示してくださる
それで
わたしにできること
がちゃがちゃとお客さんの合間を怒涛の勢いで駆け抜けない
これは教室の授業中もかなり気をつけていた
黒板や教卓のあるところから教師が駆け出すと
席に座っている生徒には恐怖感や威圧感を
知らないうちに与える
そんな恐怖体験授業はわたしも受けたくない
それが染みついてか
座っているお客さんの前や背後
緩やかに歩く
丁寧にお客さんと向かい合う
日本語を使って声を掛けてくださることに
短く丁寧に答える
お茶を美味しそうに淹れる
白湯か…と思われるお茶をお盆にどかんと置く係の人もいるがそれは別メニュー
Hot Water【ほっとウォーター】ということで
わたしが係になった時は美味しそうな色をしたお茶を提供しようと実行中だ
失敗したらごめんなさいと言って次に向かう
…しかできない
心地よく働きたいだけ
できれば日本疑似体験を得られるような空間を提供できたらなぁなんて…
わたしのお店じゃないから
わたしのできる限りをお給料内で勤務時間内に提供する
かなり割り切っている
かつての
お金も時間も労働の成果も可視化されない際限のない仕事とは
大きく異なるところだと
あらためて気づかされる
カテゴリー:【毒味毒観】
実は先週
残念な告げ口を親切に頂き
どうでもいいこと・・・!
とシラケているわたし
陰口を言う人も告げる人も両者共にとっても残念な人たちだと思っている
お客さんから「rude【ルード:失礼なところがある】」とReview(来店後のコメント)が寄せられるオーナーさんが言うんだそうだ
「citronは仕事が遅いから・・・」
それで(わたしに告げ口をした人)本人に人が足らないから仕事に出てくれないかというんだそうだ
オーナーさんへの残念なコメントをレジにあるパソコンへの書き込みで覗き見たことも
オーナーさんがわたしの不足について言っていた内容をわたしに告げることも
とってもあほらしくてどうでもいい
そうだよ
のっそいのよねぇ わたし
それはわかってる
どうしてか わかるかな
ひゃ

わたしの中には
こういう花が咲いている
まだまだなしとろんです
by citron