“雨が降ったら傘をさす
それでいい”
本当に それで大丈夫なんだろうか…
出国前のcitron
一瞬の不安を抱いた記憶
それでも今 ここに居る
「ひたすら描く 読み返すノート」
なあんて名づけて
とにかく自分の心のブレを描き殴ろうと
2017年度の始まりに向けて
100均ストアで厳選して購入した
描き込みは早くて2017年3月の日付が残されていた
最初のページに この言葉
あおいインクの大きめな文字で
走り書き
気に入ったわけじゃなかった
まだ スマートフォンに興味なく
2017年12月までずっと持たずにいた
その代わり
2017年は仕事帰りによく図書館に寄った
夜の閉館間際まで図書館に居て
本を読み漁り
時間ぎりぎり
子どもたちハンドボール夜練習のお迎えに行く
時間ぎりぎり
立ち退く前に
雑誌を読む
この行動が至福の時
雨が降ったら傘をさす
そうだそうだ その通り!
とも思えなかった
松下幸之助さんの言葉
だから余計に
そういう前向きには向かっていなかった
はいはい 大丈夫 何とかなるって
という気持ちでとても向かってはいけないと
恐れおののいて
尻込みしていた
とてもこんな心境で
意気揚々としてはいなかった
なぜ書き残した?
今年この国に上陸約10か月
やり残していることが
目の前に
けど目に見えない
カモ~ンって手招きしているのに
たどり着かない
それでも
なにか年末気分になって
来年の自分をイメージする
そういえば
あのノート…
どこ行った?
ここにたどり着く前の心のブレだらけのノートで
確認したかったんだ
そして
今は助けられるスマートフォン
ネットの力で
もっと見つけたくなった
この言葉の本当は?
citronの今に何が伝えたくて
あの時描き殴った?
探してみたら
「創業1914年マルカワみその店長」さん
すっきりまとめた言葉を
citronに示してくれてありがとう
『松下さんは経営の極意として
雨が降ったら傘をさす経営を語られた』
それを「マルカワみその店長」さんは
こう 紐解いた
あらかじめ傘を用意しておくこと
『予め と文字がつく行動や考え方が大切』
そうだったのか
雨が降ってから傘をさすと濡れてしまう
予め持っていた傘をさっとタイミングよく開いて
用意周到
日本ではあたりまえ
朝のニュースで雨の予報になってたから…
当たり前が大事なんだ
ところがこの国にいて何か違う
この国では
予報通りの天気など期待しない
風を読んで
雲の流れに尋ねる
雨は降るもの いずれ止むもの
ゆったり構えて
濡れてもいいじゃない♪
雨が降り出したら
傘を持っているなら
ゆっくり傘を開けばいいじゃない♪
持っていないなら
雨宿りの時間はたっぷり♪
それからまた進めばいい
双方の考え方をあらためて学んでいる
無為自然の心構え
『自分の行っていることは正しいんだ
と思いこむ生き物
けれど
大自然の摂理ではそんなもの無意味』
そうか
「心を素直に 受け入れて」
こうじゃなくちゃ
こうしなければ可笑しい
ぼろりぼろりと
身から 心から 剥がれていく今
そういうことかと繋がる何か
感情でなく 行動を伴うこと
『うまくいくこと
うまくいかないこと
うまくいかないことが9割』
そう
citronでいうと
だからこそ
やってみる
不安は妄想
だから自信も妄想
分からないけど
やってみる
行動してみることの繰り返し
先が見えてくるのだろうか
それでも何度でも
そうなんだな
上手に書かれていて
納得して
ようやく今日
citron のあの時の
走り書きと繋がったんだ
この走り書きの左下には
このキーワードがあるんだ
このノートの第一筆
“color bath effect=色を浴びる効果”
この先の道を見つけ出す
サーチライトを光らせたくて
citronの心が探し求めて
自身でたどり着くように
citronの立て始めたばかりのアンテナが
キャッチしたんだ
citronの中の潜在意識が
アンテナを立て始めたから
ヒントやチャンスキーワードが
さっそく飛び込んできたんだな
おもしろい
このあと
このノートは出国間際までに埋め尽くされて
数少ない情報だった当時の情報コピーを切り貼りして
この国の情報
子どもらの通うはずの学校
車無しで動ける土地
この国に上陸したらすることリスト
合間合間に
図書館で出会った本や雑誌から
「カラーバス」アンテナに引っかかってきた言葉の数々
鼓舞する言葉
気がつけば上陸以降のことを描きこむ隙のないほどに
だから上陸後はまたまっさらな100均ノートを特別なノートにして肌身離さず持ってきた
日々日ごとの描き込みが途絶えない
途中から
何もない日も まあいっか
逆にうれしくなったりもして
あと少し
まっさらなこの先を
ほどほどに
けれど
きっと
なにかが収まり
はじまりに向かっている
by citron
“雨が降ったら傘をさす