「毎日が空や月を見上げながら
歩いてるみたいでね...」
娘が言うんだ
「まっすぐな迷路にいるみたいな感じもするよ」
新学期の始まりに
4日の月曜日に学校が始まって
新しい学年になった
クラスには日本人の子は一人もいない
いよいよ今年度が本当の始まりだという気持ちでいる
昨年度末に担任の先生からの質問でバディさんを横に自分で答えたんだ
「日本の子がいないクラスがいい」
わたしがそんなふうに思わせたかな
いかんかったかな
けれど
娘自身の考えでもある
そう
思い当たる節はある
昨年度ほかの友だちと共に困っていたことがあった
バディさんの
「日本人の前で英語を話したくないんだよね~」発言や
日本語での悪口
先生の話中に日本語で別のことを話し通訳はしない
結果その状況を分かっている担任の先生が伝えてくれた
娘にとっても
海外初にしてセンセーショナルな出現だったに違いない
citronのための意味調べ【sensational:扇情的な または 素晴らしい】
と 私は勝手に考える
正直言うと思うところはあるけれど
一番は感謝
全く不慣れな場所に
長く居れば英語が喋れるようになるということでもないし
それでも馴染んでいくもんなんだということ
ある種の不安を取り除いてくれた
だから
今年が本当の始まり
娘自身がもともと覚悟していた環境が今年始まったんだ
まだ一週間
強気で毎日通う娘
それだけで凄い
全く書けず担任の先生に許可を得て持ち帰ってきた授業中の作文作り
テーマはどうやら
「『家族』なんじゃないかな?」と推測
娘が書き出した出だしはコレ
“My family is so funny because…”
おや?
ファニーとは!
日本の夏休みの宿題にある
生活作文や読書感想文の要領で
まずはインタビュー
気持ちをたくさん聞けるチャンス
面白い言葉をいっぱい持っていてその発見がとても楽しい
娘自身の言葉が引き出したくて
いつも時間がかかるけれど
本当に面白い
テーマは「家族」なんだけど
最後の結びの段落は
娘の一番の泣けちゃうほどの今の思い
「(英語が)喋れるようになってから日本に帰るって決めてる」
本当は12歳のうちに子供のうちに
「絶対わんこそばに挑戦したい」娘
「仲良しの子と一緒に鹿に餌をやりたい」娘
それなのに
いつも泣けちゃうことほどぐいっとモノにしていく娘の
最大の危機で
絶好のチャンス
今だ
「2月の末にある学校のキャンプで英語を使って友だちと過ごしたい」
キャンプで先生の指示が聞けなかったら心配
自分で行動できるか心配
「キャンプは行かなくてもいいの?」
たしかに
行かない選択肢のチェック欄もあるよ
親が思う以上に考えを深く持っている
不安な日々でもそれでも
「そのために英語を学んでいます」
昨年の今頃の娘
「砂漠を歩いているみたい」
ちょうどこの国に上陸して家探しの日々のことを言い当てていた
今はまだ
「毎日が空や月を見ながら歩いているみたい」
「まっすぐな迷路を毎日歩いてるみたいにね」
面白がっちゃ悪いけれど面白い
歩いているなら進んでいるってことじゃない?
地に足ついているってこと
彷徨っているけど
歩いてる
面白い
娘の宇宙に浮かんでいる言葉
「我が家はいまだ旅の途中」
本当にそう
辿り着きたい先は?
「おうち」
「でっかいおうち!」
そうそう!得意のマインクラフトでイメージ作りはできてるもんなっ
今朝一番に学校に向かい
新しい担任の先生にくたくたになった用紙を渡した
I did it! (「できましたっ」て言ってみたんだね)
WOW! GOOD!(読み終えた先生が言ってくれたって よかったね)
渡した途端に先生読んでいたから英語で言ったの聞いてなかったかもって
大丈夫
You did it!
今日も元気に帰ってきた
お帰りなさい
「あっのね~」
「キャンプの班が決まったよ
キャンプの健康調査早く出さなきゃ!」
なんだなんだ
あとはあなたが行きたいかどうかのサイン待ちだったんだけど?
「じゃぁ明日 朝一番で先生に渡すね!」
ほほう キャンプは行くんだな
よし 行ってこ~い
今年の言葉
『じっこう(実行)』って書き初めに書いてたもんな
猪突猛進
思うままに
by 母citron