暗中模索抜け出し
五里霧中
曖昧模糊としているうちに
霧が晴れて
凪に顔出す
I was completely at sea.
霧に包まれると
どうしても
「五里霧中~♪」と非常に静かにうきうきとつぶやいてしまう
今回は娘の前で
思わずうきうきしたまま声に出てしまった
格別に良いことがあった訳じゃない
当然漢字も浮かんで
◎「五里霧中」
ペケなのは
×「五里夢中」
けれど
夢のある間違いは
なんだかいいなと
この四字熟語を習った遠い昔
思ったんだ
そう!
間違いって面白いな
けれど
反面
間違いを恐れていた時期
特に
学校の勉強
先生の言ったことと違うことをしてしまうことを想像しただけでぞっとしたもんだ
家の中でやってしまうような
失敗や間違いやテストの(かんばしくない)結果
両親はいつも
「それもいいじゃな~い」だとか
「あれまっじゃあ次はどうするっ?」とか
動じない姿しか思い出せない
内心ひやひやしていたに違いない
今 娘も
五里霧中から
晴れ間が見えてきたみたいだ
宿題で発表した縄跳び研究の翌日には
クラスの子たちも担任の先生が用意していた縄跳びを始めて
娘は前々から担任の先生に許可をもらっていつもカバンの奥に忍ばせていた自分の縄跳びを取り出す時が
ついに来た!
星野道夫さんがアラスカの霧の中を
「ミルク色の世界」
そう表現していたけれど
(小学6年生の教科書『森へ』より)
娘の日々霧の中
何色の世界が広がっているんだろう
早朝ランニングクラブでは
霧の中
道を間違えそうになったそうだけど
娘の心の霧の中
自分でぐんと手を伸ばしたら
凪の中
ぽんっと手が触れるのはなんだろう
晴れ間には
何が見える
by citron