オレンジ色からはじまる3年目の一歩 脆さとともに 

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上陸丸2年

オレンジ色

野菜と果物が豊富な季節

Amazing Grace

Shine, Jesus Shine

ciron(わたしです)のアメリカホームステイ上陸記念ソング

1994年3月

ホームステイ中の毎週日曜日

ホストグランマとグランパについていって

教会のバイブルスタディ(聖書の勉強会)に参加した

クラスはもちろんグランマのお供

おばあさんばかりで構成されたグループに仲間入り

その名も

Cheerful Sunbeams【チアフルサンビームズ:穏やかな日の光!?】

多くの年月を過ごし

日常を大切に暮らすという

ひとりひとりの歴史を

人目につかずとも誇り高く刻んだ大人たち

開拓の時代から

慎ましくも豊かな

逞しくも穏やかな

古き良きアメリカの女性像

アメリカに渡る前

希望して出会った

citronの腹の奥で

未来に向けて焼きついた

教会で歌うこの2曲の歌

グランマが教会でピアノを弾く担当になったときはよく

日曜日に向けて練習していた

練習中

citronはピアノに合わせて

歌っていた

そのうち

citronに楽譜をくれて

わたしもグランマのピアノで練習をした

まったくのへたっぴ

ど素人のcitron

それでも

まるで発表会のように

ファミリーパーティでcitronにその曲を弾かせて

大きな拍手で包んでくれた

日本で実はピアノを習ったことがあった

小学校4年生まで長々と続けた割には

レッスン中に居眠りすることはしょっちゅうで

学級で合唱コンクールでピアノを弾く人に選ばれないようにこそこそしていたほど

それ以来全く封印していた

何かと興味は示せても

できるよ!と自信を見せなかったcitron

それをはっきりと見抜いたグランマ

完璧な出来を求めていない

やってみる姿

やってみた勇気だけを

人は称賛するんだということを教えてくれた

教会に通うのも実は日本で経験していた

アメリカへのホームステイを整えてくれたのも

この教会の先生とアメリカのエージェント

日本で学生だったとき

格安だからと始めた英会話スクールはクリスチャンの教会

citron唯一英会話を学んだ経験はここだけだ

 

あとは

そう!

学生時代友達を誘って

ケントギルバートさん直々の一回だけの英会話を体験したんだった

幻のようで

まるっきり忘れてもいたけれど

やっぱりあれは現実

子どものように褒めちぎられて

大笑いして

勘違いして

恥かいてみたら案外楽しくて

間違えることが楽しくて

そこにケント先生が

ひとりひとりと目を合わせ

面白がってくれることが嬉しかった

童心に帰って学ぶことができた貴重な体験だった

 

教会での英会話は

聖書も学ぶことがおまけだった

決して押し付けられず

洗脳されず

むしろcitronの

「信じるってどういうことか分からない」

という疑問も受け入れてくれた

代わりに先生方に日本語を教えたりもした

「お葬式で日本人はどんな言葉を言う?」と聞かれたことを覚えている

一緒に習っていた友人のひとりが

「惜しい人を亡くしました、かな」と答えるとわたしの心の中と人前で言う言葉と違うんだということを感じている自分に気づいた

表向きは友人と同じ

または

「お悔み申し上げます」かな?と

お互い現実的に考えていない気楽な学生だった

常識的にそう言うものだと染みついている自分

けれど

本当は

素晴らしい人だった!

たくさんの人にとって大切な人だった!

笑顔がキラキラした人で励まされた!

すごく素敵な人を

亡くしました

悲しいです

と亡くなった人のことも

思わずその人の良いところが浮かんでその気持ちのまま

残された同士と語りたいものだと

特に亡くなった人の前では

亡くして悲しみに暮れた方とは…

そういう思いを交換し合って送り出したいと思っていた

だからせめてと

祖母が亡くなった時も泣かなかった

ひとり大声でお経を唱えて

笑顔でさようならと言って見せていた

おっと…

それで

教会の(英会話の)先生は

わたしの本心を聴いてくださった

それでいいんですと

否定しないで

「わたしもそうですよ」と

先生は受け入れた

 

この国で生きている中で

その時の寛容に感謝することに多く出くわす

学生の気分のままではいられないけれど

それが本当はいいんだよと

自分の脆さ【もろさ:vulnerability】をさらけ出してしまった時に限って面白いことが起こる

その時に

それでもそばにいて

citronの脆さを見ても平気でいてくれる人

そういう人を増やしたい

 

この国上陸3年目の一歩

ふと

Amazing Grace

天気も強風吹き荒れる中

晴れていった

 

by citron

 

 

 

【裏citron】

加工無しでこのオレンジ色

1月5日14:40過ぎの昼下がり

この国にも影響あり

環境の変化を果実たちと学んだ時のことが

こんなにも

わたし自身に沁みついている

そう感じることがよくある

意識から離れないけど

大きな行動にはできず

ただ

この国に多く落ちる道のごみを

さりげなく拾えるくらいは手を伸ばして

道に設置されたごみ箱へさっと捨てるくらい

それくらいなら

日本でもしていた

朝スポーツをする公園のバスケットコートは

夜 宴会が行われているのかと思うほど

飲み散らしたペットボトルやファストフードの空き箱が散在している

ゴミ拾いをして街をまわる市役所の仕事の人もいるから

仕事を奪う訳にはいかないけれど

いつもコートを使わせてもらっているからと

何かしら理由をつけて

子どもらとかき集めてごみ箱へ入れることもある

街の公衆トイレ

歩道の芝刈り

設置されたごみ箱の片付け

バスケットコートさえも清掃されていて

綺麗なことが多い

一般家庭や飲食店舗のゴミ出しの日

通りにずらりとごみ箱が並ぶ

通りが酷く臭う

こりゃたまらん!

息子が皿洗いをするときは

Daさんを見習って水の使用量を抑えているのだそうだ

なんだかんだと言っても

小さなこと

 

山火事の中にある

動物の命

人の命

山火事の中で立つしかない木々

消防にあたる任務を遂行する人たち

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