出た
またMarch 2029
間違えた
暗雲立ちこめる夕日
ここのところ
どうにかなっちゃいそうでさ
日々頑張る家族をわかっていながら
「パパー雨が降る前に早めに出かけて~」
掃除機をかけながら
気を紛らして
Daさんが出かけるのを待った
ひとりの時間がどうしても必要
出掛けると
ぼ~っとして
ぼ~っとしたまま
昼になった
もぬけの殻
おっと!こんなふうに終わっちゃいけねぇ
たった今3月3日九時過ぎて
「中学校の卒業式がはじまったよ~」と
映像とともに
知らせてくれる友よ
素晴らしいっ
入学式の時には
ふたりして
1組名簿番号一番に入ってくるよそのお子さんの姿で
既に号泣したなっ
息子らが入ってきたときには
涙も枯れていたっけ
もう卒業
いい姿
ハリのある返事
立派に大きくなった
息子の同級生たちの姿を見せてくれてありがとう
ぽっかり空洞に
満ち満ちた気持ち
by citron
【裏しとろん】
なんだこれは。家族の誰のせいじゃなく、自分の内側に起こる、もぬけ。まぬけ、空洞管、行き詰まり。近頃ようやく根付き感が出てきていた我が家。娘には敗者復活、キーボード教室の欠番が出て、運よくレッスンに通うことができる幸運が転がってきた。息子は今年度、複数の部活に登録し、根を下ろしている。Daさんは日本でのバイト時代の経験が、こちらでの経歴にもつながりそうで、ICTを本業に職歴を積み上げていくか、新たな分野でかつての学生バイト時代に店長候補にまでなれた誇りを今、活かすべく、新しい波に乗るのか、面白い局面を迎えている。学生時代と圧倒的に違うのは若さ。けれど、大きく実っているのは、10年本格主夫で身につけたさまざまなマネジメント。そして2人の人間を育てている人間としての大きな技術と経験と感動。これは優れたスキルだと、世にもいつか伝わるよ。当たり前にそうしてきたお母さんたちこそ「人間としての輝かしい業績保持者」だと。同時にこれはcitronに欠けるものでもある。イクメン、パパの育休、そんな甘いもんじゃないことを文句言わず、自分こそ!などと言うこともせず、遂行して身につけた。この先も口に出して言う人ではないDaさん。子らはちゃんとわかっている。そこにわたし、つまらないビザ問題で今だボランティア。理事会の円滑な話し合いを感じさせない牛歩に加え、移民アドバイザーへ一度相談をと。あれから何か月?の歩みで深海魚に成り果てるcitron。やはり、こちらの国の資格を取得してからの一歩しか移民は働けないという当然の手順を踏むこと。分かっている。けれど腹の中にあるのは、違う道への一歩を行きたい。さて、どこに絞るのか。かつての経歴がこの国での大きな移住申請ポイントとはなる。それで、当時の職歴を証明する証明書を作成する手伝いを請け負ってくれた人たちに大きく救われる。この人たちを含めたこの集団に感謝の気持ちを伝え切れていないんだ。だから、こびりついている。それも間もなく期限が迫る。その時は清々しく。次の一歩はわたしのきめどころ。腹にあるのに踏み込めないのはなんなんだ。そういうことが今、ある。