天気は変わる転機は気づく 裏しとろんあらわ【言葉の活動編】

カテゴリー 2000&2001の実り, 今 citron

雨続き

天気を読んで

自分で判断

 

この国では

あてにならない天気予報

天気予報士の解説振りは惹きつけられるけれども

せめて自分で

雲の流れを読めるようになりたい

細く長くたなびく雲の動き

いつまでも見ていられるほど飽きない

同じ形は現れない

 

雨というのに

息子

公園でバスケットボールをする約束をしていると

雨を読んで

雨の中出かけて行った

止めないよ

考える機会を逃すから

元気に帰っておいで

母は自分時間を得た

by citron

 

 

◆ ◆裏しとろん◆ ◆

昨日の10人zoom授業では

「心の色」を表現する言葉活動を行った

 

この授業というは

継承語としての日本語を習得する必要のある子どもたち

「日本にルーツのある子ども」との日本語学習

日本の教育を今後も受ける予定のない子どもたちは

日常のなかで日本語を使う機会が限られている

そのため

この学校の集団の学びが確保されることは

日本を身につける手段として不可欠ということ

最近ようやく強く自覚し責任を感じている

そしてわたしにとっての新しい学び

それと

教職時代に叶わなかったことのひとつ

「日本人学校で海外に我が身を置いて子どもと学ぶ」

今まさに関わることができている

 

ひみつに

もうひとつ

ある

それは

まだまだ見えない先の先

とはいえ

定年退職をしてしまったから

もう 叶わないかっ

 

さて

小学3年生の心の色

ぐるぐると丸を描く

好きな色を塗り重ねても

塗りつぶしても

いくつ描いても良いことにした

これは国語の教科書にある

「知りたいことを考えて質問をする」

話す・聴くの活動

あくまで教科書の指導要領には則って

けどねそのままじゃ

目の前の子どもに合わないから

工夫して…

 

さて

子どもらしい

心の色を表現して見せてくれた

 

「ロックダウンのときはどんな色?」

でぐるぐると描きつつ

その上から

または

その周りに

ピンク

重ねていた

 

「なぜその色を使いましたか?」

「どういう気持ちをあらわす色ですか?」と質問する

「おこっているのとおこられているときの赤です」

「家にいるのは楽しかったから赤くて、周りはピンクで包まれています」

同じ赤でもちがうんだね!と声

「友だちに会えなくてさびしかったから緑、けれどおうちは楽しかったから黄色です」

「さびしい色の水色です」

わたしは空をながめていたから明るい秋色の水色にしました。早く外に出られたらいいなと思って。

citronも発言に加わってみた。

ほうううっの声

「真っ黒なたいようみたいだけど赤色の元気な気持ちもあります」

なんて愛おしい子どもの発想

診断や判断なんてしないよ

ここでは必要ない

カウンセリングは敢えてしなくていい

心の色を言葉にする練習

そのままがすごく愛おしくて

そのままの気持ちを

フレームに入れて飾りたい

そういえば、この子たち立派!

質問のときじっと見つめて興味深げに伝えていたな

その上

ていねいなことば「~です」で自然と答えていたな

素晴らしい!

(説明するの、わたしが忘れちゃってた…)

 

 

裏しとろん

今日は闇ではない

純粋な学びを想う思い

 

 

かつての果樹園での活動も

「自分を知る」活動を取り入れることが多かった

多感な年ごろの果実らと日々を過ごしていたからできた

ということもある

「悩む」ということは

「価値ある知的能力 恥じることじゃない」

【『乳がんという「転機」』by 北風祐子さん】

わたしもこの考えに賛成している

賛成どころか

わたし自身の持論を支えていたのと同じで嬉しかったんだ

持っている考えが他の人の言葉で新しく聞こえる

 

それで

自分は人と違うのかな?と悩んでいるとき

他の人と違うといけないかと彷徨っているとき

悩みを話してくれた子のいるクラスには

「心を知る」活動を取り入れた

思わぬ反応を得たときには

大きな反応はうかがえなくても

他のクラスでも試したりして

結果全クラスそれぞれの反応が見て取れた

 

こちらの意図は単純

この先大人になった時

自分で自分の事をフィードバックできる技を知っていたら

自分である程度は自分の事を認めて

(よし、明日もがんばろっ)となれたらいいなと思って

ほらまた余計なお世話

それでも

変化する自分の心と

周りの人の心もまたそれぞれなんだと

または同じこともあるんだと

そう感じたらそこからなにか進むかな

立ちどまれるかな

 

 

英語の学習は心を言葉にする学習っていう思いがある

伝わらない人同士の言葉だからかな?

学生時代大学院の研究室で面白がって集めていた

心理学の認知行動療法などを盛り込んだこともあった

どれかの活動が大きくなった子どもたちの杖になっているといいなと願いながら

 

子どもだって自分を立て直すような

自分を浮かび上がらせるような技を持って

生きていたっていいかなと真剣に考えていたんだ

 

「天気」は変わる「転機」は気づく

 

by 裏しとろん