
この国に上陸してなかなか状況が変わらず
身動き取れず
先が見えなかったとき
手書きでバスルームの扉に貼り出して
毎晩声に出して唱えていたんだ
「正しい道にいるから
一日一日良くなっていくから
最後には上手くいくから
日々に感謝して
・・・
自分の人生は最高です」
こんな内容
もう少し長く続く前向きになる文
自分を由とすること
本当の自由を知ること
お祝いの気持ち
ビーム飛ばしていた
☆カテゴリー「2000&2001の実り」最終回につき独りよがりの長文・乱文にて失礼します。ご意見、コメントはぜひ個人メールまたは個人LINEで覚悟して受け付けます!
成人の日の写真をなんとかして見せてくれようとしてくれた果実(かつての生徒のことです)がいた
キミキミ!
最後に
とってもあなたらしい優しさをありがとう
・・・
なかなか昨年大晦日までに「全員退会」なんてできないことはうすうすわかっていたけれども
こちらからバシッと幕を下ろしてしまうのも(SNSの使い勝手も分からずどうしたらいいのかな)とおばさんなりのためらいがあった
それであと5人残っていてそのままにしてある
よしっもう閉じようかなと思ってみたら
成人の日を無事迎えた満面の笑みが自慢の果実たち
着飾った写真
確実にあの卒業式の姿とは違う
キラキラした姿だった
様々な心配
皆がそこにいるのではないこと
出席することに
欠席することに
そこにいることいられないこと
一人ずつの気持ちを抱いて
それぞれの場所で
この日を迎えたんだろう
だから
唯一
皆さん共通
成人を迎えて
ここまで生きていてくれて
これからを生きようとしていてくれて
一人の遠くにいる人間が喜んでいるよとビームだけ飛ばして目を閉じた
・・・
実はうんと前に初めから諦めていたんだ
もし日本にいたら、この子たちの成人式の会場には呼ばれない(担任だけが式場に招待される)から。
この国に3年いると決めて出国した当初の予定では、この正月には日本に帰国と考えていたけれど、このパンデミックで帰国は断念したため「陰からこっそり見ちゃうぞ作戦」は失敗したから。
いつまでも勝手な思いで繋がり、海外でのあらゆる実態レポートを届けて「もう教師じゃない人間(しかも気づけば45過ぎ)がずぶずぶゼロから生きる様」をこの果実たちなら自分を飾ることなく見せてもいいかなと思っていたけれど、思う以上に彼らは優しくて、そっとそばにいてくれて、逆に縛りつけてしまっているのではないかと考えたから。
それではわたしが本当は望んでいる、のびのびと散らばってしばらく会わないうちに知らないうちに成長していくべく、教師からやっと解き放たれる時期に手繰り寄せてしまっているようなちっぽけでもそんな要因になってしまわないか不安になったから。
・・・
ぐちぐちと考えていた
成人の日を待たずに
切り良く
わたしの都合で
わたしの門出を見送ってくれた日に
わたしの勝手で
退会をお願いすることにした
ひとたび離れて
みなさんのそれぞれの日々を勝手に祈って…
その合間に自分の暮らしを何とかしなければ…!
そして
いつかこの国に訪れてくれたら
心置きなく我が家で過ごしてもらえる準備をしていようじゃないか!なんて
またつい癖で
どん底超マイナス気分からのプラス思考へとようやく持ち上げたんだ
この果実たちがなぜこうも印象深く
こうして今日まで書き綴ってきたのか・・・
果実たちのことを真剣に悩んで苦しんで可愛がって怒れてしょうがなくてそれでも心を離さずに寄り添って立派に育てるお母さんお父さんの愛情を知ってしまったから
その愛情の下で育つ子どもたちの一面一面正直なまなざしを目撃したから
ぶつかってきてくれたから
声を聴かせてくれたから
わたしにも反省がいっぱいあるから
心底の理由
書き始めたらきりがない
この学年人数分の出会いがある
かといって
入学式当日前夜までに全員の名前を覚えてしまうくらいの人数
約20年で初めてで唯一3学年ずっと一緒の学年でいられたこと
すべてがわたしの勝手な思い入れだということ
ご家族の皆さんにこそ
感謝を伝えたい気持ちを残していたんだ
いっしょに過ごすことができた3年間と
SNS内3年間をありがとうございました
そんな時に写真をいくつか送ってくれた
思いもよらない大サービス
あなたには
1年生の終わる最後の日
「あああ!隣のクラスがよかったなぁぁあ!」
すっごい笑顔で
すっごい本気で
すっごい大きい声で
(そう感じたのはわたしの心の中に響き渡ったからかな…)
言われちゃったんだ
わっすれてないよ
そして
成人の日
最後に心から感謝してる
ありがとね
【追記:2021年2月2日】
一つ目
学級委員長さん
わたしをいつも冷静にフォローしてくれていた
この国に来てからも
わたしの教育関連の仕事に就いていた証明書作りに協力してくれた一人
成人式の後日
教育委員会の担当者が撮影してくれた成人式の写真を送ってくれた
緩い自分を保ちつつも
実は筋と芯の通った竹のような人間
ともともさん
帰国した際には例の約束の件も忘れずよろしく
二つ目
ママさん
部活動男子軍団再会の姿
素晴らしいです
ここは
ママさん集合写真も
贅沢に頂きたかった…!
そして
我らが生徒会長
市と協力して貢献する姿
教えてくださりありがとうございます
彼にとってほんの始まり
わたしはそう思っている
やっと彼の思う以上に前へ一歩
人の前へ
隣で
後ろから
人に寄り添う人
後悔は
彼が当時望んでいたことをフェイドアウトさせたんじゃないかということ
「東北地方に自分で行ってボランティアやその町の学校を訪れたい」
担当の教師が上層部から突如休日返上で行かされるという心の無い対処より
せめてちゃんとその出来事をわたしも事前に知っていたら
思い切って提案して
親御さんを説得して
学校を説得して
安心安全を確保して
資金をみんなで募ってなんとかして
思いのある本人に実行させてあげたかった…
などと
わたしこそ突拍子もない
本人はそこまで望んでいないかもしれないことを考えていた
事後の全校生徒に向けた報告会で教員が行ってきた事実を知った自分が情けなくて
(え?それ、自分がやりたかった…)と思ってるかなとか
見せられた子どもたちはどう思っただろうと
勝手なことを考えて
自分の不甲斐なさで
目の前に
ばさっと暗幕が垂れた気分で
項垂れた(うなだれた)んだ
独りよがりなんだけども
実行できた可能性もあったかもと思う気持ちが
自分の力の無さにすり替えられて
閉じこもっていた
本当はどうなんだろうかと今も少し後悔に近い
ということは
やっぱりわたしは本人の意思次第では実行したかったんだという気持ちが残っているという事なんだ
いや本人がそれほど望んでいなかったんなら
あれでよかったのだと分かっている
大丈夫
この先は本人が望む道に進む
ありがとう
三つ目
SNS退会期日過ぎて
あの後
「最後の2人目(わたしが最後の一人と言ってあるため)になるまで残ります」
なぬ?
「隣のクラスが良かった!」と叫んで締めくくったかつての罪滅ぼしだろうか…
散々部活で教室でなにかとやらかし挑んできた続きだろうか…
なんて
冗談だよっ
嬉しかったんだ
この子の本来の心底にある優しさが満面の笑顔と一緒に健在で
よーし
いつ全員退会するか疑問だけども
よろしくね
コートを離れても
そのまんまで
心から真剣に
優しさで生きているこの若者たちを
どうか
新しい目線の世の中で育ててください
きっといい世の中が広がっていく
ではね
2000&2001カテゴリー最終回
by citron