
お手紙を書きました。
先生 4年3組のみなさん (娘=実名を入れた箇所)
暖かい日差しも感じられる春が、もう来ている頃でしょうか
お元気ですか
みなさんの声が、お顔が、ちらちらと娘の心に浮かんでいるようです
こちらに着いてすぐ、娘はハガキを何枚か買い、切手を貼って、ポストを探す日々でした
「元気だよって言いたいだけ」と自分で言葉を考えていました
1月の終わりまで、【こちらで生活するための】家がなかなか見つからず、
娘は「砂漠をさまよっているみたい!」と言いました
本当にその通りでした
車やバスの行きかう道、ビルや店の合間、人ごみの中を毎日一万歩は歩きました
余談:いよいよアパートメントホテル滞在日数が切れる前日、
藁にもすがる思いで一軒のアパート管理会社とやり取りをし、
その週末に土日の見学会開かれるというのに、
その前にそのアパートへの入居が決定!
きわどい綱渡り人生は続くのです
アパートが決まった時は「もうここでずっと過ごそうね!引っ越しはしなくていいよ!」
と、くたびれ果てたのか、気に入ったのか、自分のお部屋作りを楽しみ始めました
日本のあのおうちに暮らしていた時よりうんと小さな家で、となりはどちらもほかの人の部屋がくっついているから、
音を気にしたり、兄妹げんかが気軽にできなくてお母さん(わたしcitron)にあきれられたり、慣れないことばかり
外は、トンガ人が集まる教会(毎晩毎週末開催の様子)や、トンガ人の大家族の家に囲まれていてとてもにぎやか
大通りの車やバスの音、ポリスが1日に3度はサイレンを鳴らして走っていきます
1月30日に1学期が始まりました(兄は2月1日初登校)
毎日1時間は英語を話せない子(ブラジル人 中国人 韓国人 ロシア人 日本人などなど)を集めたESOLという授業を受けます
日本で小学校のALTの先生と話した言葉も出てきて、ビンゴや英語を書く練習をします
あとは教室で床に座って活動をすることが多いです
教室にはソファやビーズクッションもあります
はじめ、自分の席がなくておどろいたけど、みんな決まってないことが分かってホッとしました
3月終わりまで水泳の授業が週2回あるのも楽しみです
けれど日本のプールの水の方がきれいでしょっぱくないから好きです
娘から学校の話を聞くと、まだまだ日本でしたいことがたくさんあって
「こちらにはまだなかなか慣れない…」と言っています
ソーラン節を今でもまた踊りたいし、学芸会も自分たちで作りたいし、図書室で本を続けて借りたいし、
宿題がなくて大丈夫かななんてことも言っています
5年生になったら、みんなが責任を持って行動をすると誓っていた「二分の一成人式」の様子を知り、
娘も少しずつこちらでチャレンジしてみること、
教えて!と素直に言ってみること、
世界の人に出会って日本のことも大切に思うこと、
たくさんのことを感じて毎日を生きていきます
4年3組が終わり、5年生になるころ、ようやくこちらでの生活が3か月となります
「修学旅行は一緒に行きたいんだ!」と声を弾ませて娘は言いますが、
今は約束ができなくて、ただ、
「したい!やってみたい!をたくさん考え出して、ひとつずつやってみたいね
できないことは、じゃあ、別の方法はなにかないかな?って考えて、やってみよう!」
としか言えないです。
まずは4月半ば1学期の終わりまで精いっぱい過ごし、
5月からの2学期、またその先へと一歩ずつ進んでいきます
こちらでは、3月を過ぎると秋の始まりと言われています
桜は10月なんだとか
日本とこちらの反対の季節と、良いところの共通点をもっともっと探してみようと思います
4年3組と先生は娘にとって大切な「日本」です
どうか、次の道もお互いに笑顔の日々にしましょうね
娘の大切な人たちへ
ありがとう
娘の母より
See you next time!
by citron